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 2012/08/12

旅立つ君を

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まだ暗い未明、ヘッドライトを点けて、駐車場から約2キロ先の女郎小岩を目指してみた。前日、神威岬の管理の方から朝の撮影なら女郎小岩がいいよ、との助言を受けて。薄明かりが差してきた頃、女郎小岩に到着。僕には和服女性の後ろ姿のように見える。傍らの看板を見ると、義経と恋仲になった娘が本土へ帰る義経を見送りに来て波に飲まれ、その時に現れた岩との伝説が記されている。その悲しい見送りは、きっと、こんな明け切らない未明の海だったのではないだろうか。未明に人知れず旅立とうとする君を見送りに来たのではないだろうか。

北海道積丹町(積丹出岬/女郎小岩)にて。